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活用事例

CASE STUDY


TBC ver5.2 新機能 TLS 精度確認試験報告書を試してみました

ソフトウェア製品紹介機能紹介3Dスキャナ機種別〇〇やってみましたレポート

 

2019.11.19 Trimble Business Center(TBC)がver5.20にアップデートされました。これに伴い、新しく追加された機能2つの検証を行いました!

 

今回は精度確認試験報告書の作成について取り上げようと思います。検証機器は、弊社の所持しているTrimble SX10の精度確認試験です!

 

精度確認試験結果報告書[舗装]

 

本アップデートで、国交省の『地上型レーザースキャナーを用いた出来形管理要領(舗装工事編)(案)平成31年4月版』の、精度確認試験結果報告書の様式に則った形式で出力する機能が追加されました!

従来手法は、弊社の取り扱う点群処理ソフトウェア「Trimble Real Works(TRW)」にて計測結果を算出し、その値をExcelで各数値を取りまとめたり、写真を貼り付けたりと、2つの作業工程が必要でした。新機能によって、その作業工程が1つになり手間や打ち込みミス、計算ミスを減らすことが出来るようになっています!

手順としては、計測データのインポート(点群・座標データ)を行い、新機能のコマンドで必要項目を埋めるだけ、とかなり簡便なものになっていました!

 

 

-作業内容-

 

① コマンドを選択する

 

 

② 必要な項目を埋める

 

 

・ 鉛直精度試験の検査面は、境界線のCADラインを作成


 

・ターゲット抽出機能

 

今回の精度確認試験では、円形のターゲット板を使用しましたが、四角とスフィアのターゲットを選べるようになっています!

 

 

③ レポート出力!

 

レポートはWord形式で出力されました!写真は、出力する際にTBC上でファイル指定と、出力後にWord上で写真を貼り付ける、2つの方法があるようです。では、肝心の試験結果を見てみましょう!

 

・ 鉛直方向

 

TLSでの計測結果の数値は、TBC内のCADラインで囲った検査面内の点群から、平均の高さをプログラムが自動算出してくれました!

結果は、レベルとの差が-1.8mmと、基準値を問題なくクリアしていました!次は水平方向の結果です!

 

・ 水平方向

2点間の座標間距離は、鉛直方向と同じようにTBCで2点の座標値を指示するだけで、プログラムが自動計算を行い帳票として出力してくれます!

余談ですが、SX10はTLS機能とTS機能の両方を併せ持っているので、「TSモードで座標を抑えてから、そのままスキャン」と、簡単かつスムーズに精度確認試験を行えました!

結果は、-0.5mmと、基準値の10mmを問題なくクリアどころか、1mm以内と、高精度な試験結果となりました!

 

まとめ

 

今までは、前述したようにTBC以外のソフトを使用して得られた値をExcel等で計算しなければならなかったものが、TBC内でインポートが帳票の作成が完結できるようになり、精度確認試験報告書の作成が簡便なものになりました!今回は舗装工事の表層の規格値で検証を行いましたが、起工から路床・路盤の規格値も設定でき、土工といった他の工種も選択できるようになっています!

今回のVerupでTLSの精度確認試験から合否判定総括表作成までの一連の流れがTBCのみで完結できるようになりました。次回は平成31年度から新たにマニュアル化された点群データから「平坦性管理表」の作成・レポート出力について取り上げたいと思います!

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