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活用事例

CASE STUDY


TBC ver5.2 新機能 平坦性レポートを試してみました

ソフトウェア製品紹介機能紹介機種別〇〇やってみましたレポート

 

Trimble Business Center(TBC)がver5.20にアップデートされました!

 
前回の精度確認試験(ハイパーリンク)に引き続き、新機能の検証を行いました。今回は、平坦性レポートについて取り上げようと思います。データは以前トピックで投稿している新設道路舗装のデータで検証します!
 
参照URL:http://geo-inc.jp/custom_tipic/i-construction_hoso_houkoku/

 

 

H29年からマニュアル化されたICT舗装工もH31年の改定で、3次元点群から平坦性の算出法もマニュアル化されました。3次元点群で出来形管理できるようになったことで、計測点群データから平坦性も求めることもできる、との流れですね。

従来の平坦性試験方法は、3mプロフィルメーター等を現地で使用し、地面の凹凸の波形を記録し、1.5m毎に測定ポイントを設け、各測点の高さを測定し、その数値から平坦性を算出するものが一般的でした。

 

 

 

 

一方、3次元点群から平坦性を算出する場合は、現地で3mプロフィルメーター等を用いて計測する必要がなく、3次元ソフト上で出来形評価と共に平坦性まで完結することができます。

マニュアルになっている手法は、従来の手法を踏襲しており、違う点は1点だけで、「1.5m毎に測定ポイントを設置し、ポイントを中心とした直径200mmの円内にある点群の平均標高を測定ポイントの高さとする」といったように測定ポイントを、3次元での面的に捉えるものになっています。
 

 

 

 

この手法で測定ポイントの算出をTBCで行おうとすると厄介なものでした!200mの平坦性の算出となると、測定ポイントは130点前後で、測定ポイント毎に点群を分割し、その各点群の座標値を.csv等で書き出し、ExcelでZの値の平均を計算する、といった非効率的な方法が挙げられます。それが、今回のアップデートでそのような作業がなくなり帳票作成まで一貫して出来るようになりました!
 

 

-作業内容-

 

・手順は簡単です!

① 「出来形管理」タブに「平坦性管理表」ツールが新しく追加されているので、それを選んで起動します。
② ツールを立ち上げて、必要項目を埋めていくだけです!(※あらかじめ車道中心線の線形を作成する必要があります。)

 

 

・ 作成した線形のオフセット距離を入力することで、自動的に線形のオフセット距離で計算してくれます!
・ 線形の起終点の1.5mは自動的に除外して計算してくれます!

 

・レポート出力!

 

平坦性まで自動計算してくれました!

 

まとめ

 

従来、平坦性管理表を作成する場合は、3mプロフィルメーターを用いて作成するか、現マニュアルに沿った点群データから作成するかの2パターンでした。しかし、点群データから作成しようとした際の煩雑さとそれにかかる時間、費用を比べると3mプロフィルメーターを選択することが大半だったと思います。今回のVerUpでは点群データから帳票出力までが簡便かつ短時間で作成できるようになりましたので、今後は点群データから平坦性管理表を作成することが増えてくると考えられます。
しかしながら、現マニュアルの手法では、「測定ポイントの範囲内の点群の平均標高」で計算するため、測定ポイント内に変化点(縦断方向、横断方向ともに)が含まれると、従来手法で算出される値とは異なってしまう可能性があります。さらに、面的に測定ポイントの高さを求める為、縦断勾配だけではなく、横断勾配も若干ながら数値に影響が出ると考えられます。ですので、今回の検証に使用した道路工事ではなく、駐車場のような現場になると、これもまた従来手法とは異なった数値が算出される可能性がありますのでこの場合、従来通りで平坦性試験を行うのか、点群から平坦性を求める場合は中心線をどこにおくのか、考える必要があるので、道路以外の現場では注意が必要です。

以上TBC ver5.2の検証レポートでした!これでICT舗装工にも完全対応ですね!これからも新技術の検証を行いましたら、随時HPにて記事を投稿したいと思います!

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