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i-Construction(舗装工)実施報告書

【業務概要】

 

  • 某国道事務所発注の発注者指定型i-Construction(舗装工)準拠業務
  • 土工部、橋面部(本線、各ランプを含む)全長約6km
  • 土工部は路床、下層路盤、上層路盤、As安定処理層、基層、中間層、表層の6層
  • 橋面部は橋体、基層、表層の2層
  • TLS計測を行ったのは土工部で路床、As安定処理層、基層、中間層、表層の3層
  • 橋面部は橋体、基層、表層の2層
  • 出来形管理は基層、中間層、表層の3層
  • 下層路盤、上層路盤の施工にはICT建機を活用し、施工用データの作成も行った。

 

【使用した機材・ソフトウエア】

 

  • Trimble SX10
  • Trimble Real Works
  • Trimble Business Center Pro

 

 

 1. 精度確認試験

i-Construction(舗装工)での鉛直方向の要求精度は、表層で±4mm以内と極めて極めて高い水準である。Trimble SX10(以下SX10)は、レベルとの差が1mmと申し分ない精度が算出された為、表層でも問題なく使用することができた。

2. TLS計測・設計データ作成

起工測量として、路床・橋体の計測し、計測データと設計データを比較した。その結果、計画で予想されていたアスファルトの数量の差分が僅かであったので、設計図書通りに施工を行うことを確認した。

 

【路床計測】

【橋体計測】

 3. 3D設計データ作成

設計図書(線形計算書、縦断図、横断図)から「Trimble Business Center Pro」を使用して、以下の2種類の3D設計データを作成した。

 

  • ICT建機を用いて下層路盤、上層路盤を施工する為の施工用設計データ
  • アスファルト面の出来形評価に使用する出来形評価用設計データ

 

【ICT建機の施工用設計データ】

ICT建機のMC/MGによる施工を行う際に、重機が設計データ範囲外に出てしまうと、重機内の画面に設計データが表示出来なくなってしまう為、施工用設計データは設計図書の幅員から左右1m同勾配で延長したものを作成した。

  

【出来形評価用設計データ】

  

 

  4. アスファルト舗装の計測(出来形計測)

「As安定処理層」「基層」「中間層」「表層」、それぞれ層の施工後、都度SX10を使用して出来形計測を行った。

 

【As安定処理層】

【基層】

【中間層】

【表層】

 5. 電子納品データ作成

 

各層の出来形計測後、出来形合否判定表を出力したのち、出来形管理要領に定める通りの電子納品データの作成を行った。

 

【出来形合否判定総括表】

【電子納品】

  

    6. まとめ

 

弊社では、初めてのi-Construction(舗装工)準拠の業務でした。しかしながら、作成した「計測点群データ」、「MC/MG施工用設計データ」、「出来形評価用設計データ」はそれぞれ異常が発生することなく、工事全体を円滑に進めることができました。さらに、施工エリア全てが出来形合否判定の制限内という結果で、たいへん嬉しく思っています。

今回の現場は、「土工部」、「橋面部」、「本線」、「ランプ」と多様なデータ作成の必要がありましたが、多くの知識を学ぶことができ、この経験を次の業務に生かしていきたいと考えております。

此度、i-Construction(舗装工)のお話をいただきました企業様、この場を借りて深謝致します。

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